『居住したまま』床を張替えたい⁉
床フローリングのリフォーム工事
建物概要
場所 東京都
構造 鉄筋コンクリート造
規模 地上4階
断熱 外断熱工法
用途 専用住宅
■工事内容
施工内容:床フローリング リフォーム
施工期間:3日間
OBのお客様より
築15年以上が過ぎてキッチン、リビング、廊下、洗面所など
動線となる床(フローリング)が痛んでしまったので
フローリングを貼替えたいと相談を受けたのですが
フローリングの貼替えだと既存フローリングの解体も伴い
荷物や家具等も移動するなど費用面や日数も含めて大がかりとなってしまいます。
そこでリフォーム用床材で貼り増す方法を提案し
採用いただきました。
リフォームの主な内容
床:既存フローリングの上に石目調シートフローリング貼り【厚さ5㎜】
※畳部分 畳撤去の上、木下地調整
使用材料
メムコーポレーション:楽3シリーズ SPCフローリング
(仕様:石目フローリング 厚さ5㎜(ラバー1㎜)×幅305㎜×長610㎜)
特徴
●傷に強い
●水気に強く洗面所などにも使える
●温度変化に強く伸縮率も低い
●糊や釘が不要
床材同士のジョインは嵌め込み式の実となり
裏面にはラバークッションが張り付けてあるため
敷き込み後はズレが起こりにくい仕様なので
釘を使う事なく施工できました。
リビングの一角にある畳は撤去をし
石目フローリングを貼れるように
下地調整し既存フローリングと同じ高さで
下地を作ります。
後は家具などを移動しながら
必要に応じて加工しSPCフローリングを置いて行きます。
施工前 施工後
リビング 施工前 リビング 施工後
キッチン 施工前 キッチン 施工後
洗面所 施工前 洗面所 施工後
トイレ 施工前 トイレ 施工後
完成
今回は石目(ビアンコ柄:キッチン、リビング、ダイニング)
(エンペラドールグレー柄:脱衣所、トイレ、洗面所)の採用でしたが
木目柄も多数あるので、お部屋のイメージに合わせて変える事も可能です。
リフォーム用の床材は厚みの薄い製品が多いですが
いくつか注意点もあります。
・木製扉と床材の隙間
・巾木と床材の納め方
・階段などの段差などの納め方
・システムキッチンや洗面化粧台と床材の納め方
・便器などの廻り(場合によっては取外しが必要)
など
事前に調査や検討しなくてはいけない事も多いので注意しましょう。