幹線道路から少し入った住宅街に建てる外断熱の住宅 その3

場所  東京都杉並区
構造  鉄筋コンクリート造
規模  地上2階
断熱  外断熱工法
用途  専用住宅
竣工予定 2024年秋

連日の猛暑日でうだるような暑さの中

いよいよ終盤に突入していく様子を見学いたしました。

外部では足場や仮設事務所が撤去され、外構工事の準備が進められています。

 

RC外断熱のエコサーム:テラコートで仕上がった中庭側の外壁へ

リビングへ採光を届ける連窓のサッシや

スチールで製作した重厚な庇が採用されています。

 

仮事務所や仮トイレを撤去した道路からの空き地は駐車場になるので

先行して設備の埋設配管を準備していました。

 

内装の床仕上げは完成し、壁・天井のビニールクロス下地調整と壁漆喰塗りの作業が主にすすめられていて

壁の漆喰を一面ずつ左官職人さんが仕上げていました。

漆喰とは、消石灰を主原料にした自然素材で調湿性や消臭性なども期待できる材料で

左官の技で表情も様々な仕上げが可能です。

【採用した材料 日本プラスター:漆喰くるむ】

今回は鏝斑(コテムラ)を付けない金鏝(金ゴテ)押さえ仕上げで

すっきりとした上品な壁になっています。

 

こちらはビニールクロスの下地となるパテ付けで

石膏ボードの継ぎ目や段差をパテで平滑にする作業です。

 

キッチン周辺はほぼ完成していました!

ふと天井を見上げると

白い天井の予定だったはず?

お施主さんのご要望で

コンクリート打ち放し風の仕上げにしたいとの事で変更したそうです。

下地は石膏ボードなのですが

化粧コンクリートの打ち放しが綺麗に再現できていて

お施主さんにも気に入って頂けたようで、職人さんも嬉しそうに話してくれました😊

 

暑さはまだまだ続きますが熱中症には十分気を付けて作業をお願いします。

それでは、ご安全に👷

 

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