アーク溶接でALCの壁材を溶接:滝野川七丁目のマンション建築現場 その5【2019年2月】
物件名 滝野川プロジェクト
場所 東京都北区
構造 重量鉄骨構造
用途 集合住宅(10戸)
規模 地上5階
工房のOB客でたてもの好きのミスターNです。よろしくお願いします。
2019年2月21日、北区滝野川の現場を訪問しました。
各フロアへのコンクリート打設が終わっており、内装工事へ進んでいました。
今日の主役はアーク溶接。ALC(*)の壁材をアングルを使い鉄骨へ固定=溶接しています。ALCの壁材は外壁を兼ねている気泡発泡コンクリートなので断熱性が高く軽いのが特長。重量鉄骨工法ではよく使われる材料とのことでした。
ALCとは「Autoclaved」(高温高圧蒸気養生された)「Lightweight aerated」(軽量気泡)「Concrete」(コンクリート)の頭文字をとって名づけられたもので「高温高圧蒸気養生された軽量気泡コンクリート」のことだそうです。(旭化成建材「ALCって何?」より)
現場で大きな音で動いていた機材。「shindaiwa DGW310DMC」。調べると「ディーゼルエンジン溶接機」で二人同時溶接可能な溶接機とのこと。自家発電しながら溶接機に電気を供給している機械ですね。
排気ガスを出すため屋外に設置する必要がありますが、騒音との兼ね合いで1階の出来るだけ騒音が出にくい場所に設置しているように思えました。