山手線内 閑静な住宅街のデザイナーズ物件見学 その4【2022年竣工予定】
場所 東京都某所
構造 RC工法
規模 地上3階+PH(ペントハウス)
用途 居住用住宅
竣工予定 2022年
工房建築事業部OB客で建物好きのミスターNです。よろしくお願いします。この日は6月に続き都内某所のデザイナーズ物件 建築現場4回目の訪問です。この物件はつい先日までレポートしていたT様邸Noble、三鷹台のGRACEをデザインしたデザイナーズ系設計会社からの施工受注案件です。
前回は1階の基礎のコンクリートを打ち終えた状態でしたが、今回は1階の配筋と型枠工事中でした。
撮影にはいい天気ですが梅雨明け直前の真夏のような天気です。今回はお昼時の訪問で光の具合から日中2階以上に日差しが取り込めるイメージができました。
西側から。1階はガレージだそうです。2階部分が2メートルほど道側に張り出した(オーバーハングした)作りのようです。
1階のエレベーター付近。配筋もきれいですし電気の配管(スラブ配管)もしっかり固定されています。配管はCD管と呼ばれる専用のチューブ(管)ですが鉄筋コンクリートの場合はオレンジ色のCD管の使用が原則です。
コンセントになるコンクリートボックス。コンクリートボックスの左右に専用の細い配筋(バインド線)でガッチリ固定され、コンクリートでも使える屋外用養生テープで丁寧に覆わてれいました。
2階に上がりパノラマ撮影しました。
細かい作業で使う鉄筋線が入ったフレコンバッグ。クレーンで釣り上げて搬入したのだと思います。底からはみ出したように見える持ち手は、クレーンで釣り上げた時にバッグを回転させる反転ベルトだと思います。
バッグの上に見える鉄筋は梁。1階の天井をフラットにするためのアウトフレーム(出梁)形状が見て取れます。下に向いてU字型の鉄筋は「あばら配筋」と言うとか。
真夏の作業は大変ですが熱中症に気を付けていただき、安全第一でお願いします。次回は8月中旬に訪問する予定です。