工房の施工品質は、安全管理から生まれています

工房安全協力会

工房安全協力会

工房安全協力会とは、「現場の安全を向上させる組織」で、職人の集団で組織された協力会です。
工事現場における安全推進、品質向上、また会員相互の親睦を図る事を目的とし、株式会社工房の工事現場に入る全ての会社を対象として組織し、運営をしています。

会長は職人の親方が担当しているため、現場の生の声が飛び交います。また、会費制であるため、意識が高いことが特徴です。

通常の建築現場では、各職種の人間は異なる業種の職人同士で連絡を取り合うことが少ないということもありますが、安全協力会の運営でコミュニケーションもよく取れ、無駄のない工程管理を支えています。

※写真:半年に1度開催されている安全大会の様子

半年に1度の安全大会

半年に1度定期的に行う安全大会では、外部講師を招いて安全衛生、品質向上を学んでいます。
勉強会の中では、危険予知についての意見交換や、技術の向上、安全パトロールについて情報共有を行い、日々の現場に落とし込んでいます。

工房安全協力会
勉強中の様子
危険予知の勉強
危険予知について意見交換


丸ノコ取り扱い従事者教育
丸ノコ取り扱い従事者教育
安全パトロール時の問題点について意見交換
安全パトロール時の意見交換

施工品質は安全管理から

1.毎月1回の安全パトロールと現場点検
安全パトロール安全パトロール

安全協力会では、毎月1回安全パトロール+現場点検を行います。
この安全パトロールの結果は、株式会社工房へフィードバックし、その日の内に問題点の確認、改善方法の決定を行います。
フィードバック会議には、株式会社工房の代表、建築事業部の全員(営業、設計、工事、総務)が参加し、問題を共有しています。


2.毎朝のKY(危険予知)ミーティング
KY(危険予知)ミーティングKY(危険予知)ミーティングチェック表安全パトロール書類

8:00にはじまる朝礼では、各業者ミーティング、KY(危険予知)ミーティングが行われ、現場監督の指示により、工事がはじまります。
KY(危険予知)ミーティングをはじめ、各記録はしっかり残しています。


3.現場監督が常駐
新規入場安全誓約書工程管理・チェック危険予知喚起

工房の現場監督は毎日現場に常駐しています。
「現場監督は毎日いるのが普通では?」と思われる方もいらっしゃるかもしれませんが、通常の現場では、そこまで密に関わっていることは多くはないのが通常です。
現場監督は、入場する職人の管理、安全確認、施工品質のチェック(設計図通りに遂行されているか)を行い、複雑な工程の流れを作っていきます。
設計図だけでは共有できないところは施工図、納まりの図面も作成し、各職人に細かく指示を出しコミュニケーションを取りながら、1つの現場を作り上げていくのです。